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日本のロック1978年

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ラッキーサマーレディ  ザスクェア(78)   ザスクェアは後にTスクェアとバンド名を変更するが、これが実質上のスクェアのデビューアルバムになります。時代はフュージョン、AORの時代にあり、ロック不在の時代にいよいよ突入していく雰囲気がありました。この時代、アメリカあたりでもジャズ界の大御所、ハービーハンコックにしろマイルスディビスにしろモダンジャズではなくフュージョン的なサウンドを70年代初期から繰り広げていたし、リーリトナーやラリーカールトンに代表される新時代のギタリストも注目をあびるようになっていました!当然日本でもこのような音楽状況はうまれてくるわけで、ロックイコールダサい!ヘビメタイコール田舎者!そんな雰囲気さえ社会的風潮が生まれてきていた!音楽は都会派?シティサウンド?への傾向は加速しはじめていたのだ!このザスクェアのアルバムジャケットを見てもわかるとおり、どうだろうか?洗練されたファッショナブルなレコードジャケットに見えないだろうか?僕に言わせれば、いかにもだ!!これが、この時代背景のサウンド表現方法だったと感じる!
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マジック  Tスクェア       伊藤タケシ率いるスクェアはTV出演するなどして、大人のファン層を拡大していった!あおの日本最大のトランペッターである日野テルマサでさえ、この時代はTV出演するなどして、日本の音楽産業(ジャズ)に多大な影響を与えていったのだ!確実に往年のジャズファン以外の一般的リスナーのジャズファンを増大して行った時代でもある。全国各地で今で言う、フジロックやサマーソニックのような野外ジャズフェスティバルもこの時期から開催されることにもつながって行く!!僕に言わせれば、波動とは凄いものだ!TVというメディアで音楽産業はすすんでいくという現われでもある!アメリカのMTVの開始も同じ事いえる!!
by saika123 | 2010-11-08 09:24
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