ミスプリント フィルムス(80) YMO以降、東京ニューウェーブは独自の活動が続き、所謂、お洒落な職業な人たちの間では狭く広く伝道されていったように思う。六本木に今で言うところのクラブシーンの走りであるクライマックスという小さな箱があり、お洒落な?ニューウェイブ系の連中は夜にもなると出入りしていた!僕も当時、行ったことがある!この時代はディスコブームの時代でもあり、ニューウェイブ系の箱は、そうそうなかった!せいぜい、新宿のツバキハウスあたりで、大貫憲章などがロンドンナイトなどというイベントを開催していたくらいのものだった。僕は夜の新宿には足を踏み入れたくはなくて、ニューウェイブを愉しむときは、クライマックスに来たものだった!!フィルムスは、プラスチックスと同様にインディーズ系ともいえるテクノサウンドのバンドであり、リーダーを務める赤城忠治は、日本でもいち早くテクノビートをやってくれた人物でもある!このアルバムもとても貴重なものであり、今CDで買っておかないときっと10年は再発はないだろう!