NYAGO 遠藤賢司(70)
満足できるかな 遠藤賢司(71)
エンケンこと遠藤賢司。ハードなサウンドと語りかけるようなソフトなニュアンスの曲をうまくとりまぜてその世界観を創り上げてきている遠藤賢司。なにより僕が小学生の頃知った彼のいでたちはロン毛に髭を蓄えた千人みたいな出で立ちだった。エンケンは音楽はもちろん独自のファッションのセンスも他の70年代のシンガーをよせつけないかっこよさがあったと思う。名曲カレーライスはいつの時代でも愛されるアコースティックナンバーでもあるし、夜汽車にのってなどはハードなアコースティックナンバーとなっていて、音楽における強弱をこの人は感覚的に知り尽くしているし、なにより曲がいい。アルバムによってコンセプトは違いがあれど彼の魅力はなんといっても70年代から続く純音楽という独自の詞の路線にもあると思うのだ
ごく最近の遠藤賢司