IGGY AND THE STOOGES ・ RAW POWER (1973)
このアルバムは1990年代のニルバーナ等のオルタナロックガ好きな世代に聴いてほしいアルバムの1枚です。エネルギュシュかつストレートなロックはロック本来の持ち味が出ている傑作といえます
SAIKA yosihiro saito (1973年、当時13歳頃)
70年代の名盤をいろいろ教えてほしいというリクエストがSAIKAでは多いので、毎日少しずつ御紹介させて頂きたいと思います。ちょうど僕が中学に入学した頃の1973年はrockの黄金期を迎えていました。ザビートルズも解散しブリティッシュロックもアメリカンロックも1973年頃から世界的なrockのムーブメントがおきていった時代にありました。イギーポップ率いるストゥージーズの3作目にあたるrawpowerは当時は問題のアルバムでもありました。パンクロックなどという名称はMだない時代ですね!セックスピストルズやラモーンズもこの時期にはまだいませんでした!そんなパンクの原型とも言うべきサウンドがこのアルバムが代表的であることは言うまでもありません!パンクロックというと、どうしても勢いだけのサウンドのように思いがちですが、このアルバムでの楽曲の良さとイギーの歌唱法は優れており、70年代中期にでてくるパンクのサウンドとは比較にならないくらい素敵ですね!イギーポップの存在を現在ではパンクの親玉とか?グラムロック世代の王者?みたいに思われている事が常ですが、70年代のロックスターとしてはビッグバンドとなってしまったクィーンやレッドツェッペリンと比較しても劣らない凄さがあると思いますね!当時1973年頃は、イギーポップってスゲー!!なんて言ったところで誰も友人たちは聞く耳もたずでしたけどね!イギーは僕世代のロックファンよりもむしろ90年代以降のオルタナティブロック好きの若者のほうが理解があると思いますね!!