WRNGLER
カウンターカルチャーとジーンズ
モッズとホワイトジーンズ
1960年代前半にイギリスで流行したモッズムーブメントにおいて、モッズたちは「リーバイス501」よりも、新しく発売された「ホワイトリーバイス」や「リー・ウエスターナー」を好んで穿きました。その陰には、リーバイスやLeeのヨーロッパ進出がありました。
細身のスーツ、細身のシャツ、股上の浅いパンツを穿くモッズたちにとって、労働着としてのダボダボしたジーンズよりも、細身の白いジーンズのほうがスタイリッシュに感じられたようです。
このような流れの中でリーバイス、リー、ラングラーといったジーンズブランドは、ヨーロッパでの普及もあり、空前の売上げを誇ります。60年代半ば、リーバイスは年間で1億本のジーンズを売上げます。