憂歌団 憂歌団(75) いやいや、憂歌団のデビューにはもうぶっとびました!この当時、まだ日本のブルーズというべきサウンドは確立されてはいなくて、憂歌団を初めて聴いたのは高校生に僕がなってからのことでしたが、もう、やられましたね!!ボーカルの木村にしろギターの内田にしろ、ここまでブルーズを演奏してくれるなんて、やばいって思いました。もうこのファーストですぐにファンになってしまいました!とにかく、内田のアコーステックギターがもう、本物っぽくてよかった!そして木村の声質は演歌?というかブルーズというべきかとにかく凄い!亜コースティックブルーズというスタイルが当時、高校生だった僕の胸をえぐりました!バンドといえば、立って演奏するのが当然なのに、アコースティックとあって憂歌団はニューオリンズやシカゴあたりの黒人ブルーズマンと同じスタイルで座っての演奏!ここが僕の心を奪ってしまったわけです!!
1976年になんとあのブルーズの巨人、スリーピージョーエスティスが来日!その前座と共演を憂歌団ははたしました!そのときの写真ですが!デビューしてまもない彼等が巨人の前座を勤めたのはそれだけ認められていたということでもあります!
70年代の憂歌団!日本のブルースロックの歴史は大阪からはじまったと僕は思います!