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LIFE STYLE CREATION FOR MEN'S

60年代ロックとファッション

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最近は男性用化粧品はあまり使用される人口は全国的にみても少なくなってきた。1960年代と比較してみると男性用化粧品の需要は年々減少し特に1990年以降に減少したと言っても過言ではない。70年代の高度成長期においては需要が一番多く、80年代にはいると舶来ブランドも主流ともなる。しかしバブル崩壊とともに男性化粧品の需要は減っていくことになる。今一度、男性用化粧品には目をむけてもいいのではないかと考える
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ジェームスディーン

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柳屋ポマード
ポマードは男性整髪料の定番だったのは50年代~70年代までのことでもある。この油が男たちの髪をセットした。70年代中期よりポマード使用が少なくなってくる。それはヘアスタイルが多様化してくるからでもある
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1960年代の学生の典型的ヘアスタイル
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資生堂MG5   


60年代~70年代前期までよく売れてた男性用化粧品が資生堂のMG5だ。現在では、あまり使用されなくなった、ヘアトニック、ヘアリキッド、ヘアチック、ヘアポマードなどが当時は七三分けやリーゼント、オールバックなどに便利だった。肌用としてもアフターシェーブローション、スキンミルクなど髭剃りあと用の化粧品も充実していたラインナップだった60年代ロックとファッション_f0210407_7403928.jpg60年代ロックとファッション_f0210407_7413746.jpg














60年代当時は男性が美容室で髪をカットすることは100%なかったと言っても過言ではない。60年代当時は男性は理髪店で髪をカットした。しかし70年代中期くらいからヘアスタイルの多様化により少しづつ男性も美容室に通うようになる。しかし、男性が美容室で髪をカットすることが本当の意味で一般化するのは実は90年代にはいってからのことでもある。
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1960年代、イギリスでヴィダルサスーンが登場する。サスーンはもともとは美容師ではなく理髪師だった。ヴィダルが登場するまで髪をカットするという技術はレザー(剃刀)が美容師は主流だった。しかし、シザー(ハサミ)でカットする技術が日本でも根付くのは60年代後期~70年代前期のことであり、全てはヴィダルから始まったのだ。実際の話としてアメリカより日本のほうが世界に先駆けてカットの技術は早く進んで行った経緯がある。それは、先人の美容師が渡英しヴィダルの技術を世界に先駆けて持ち帰ったというのが歴史としてあきらかなのだ。
by saika123 | 2011-06-15 07:55
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